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AGA治療とは?|薬・植毛・治療費・効果までやさしく解説

薄毛を気にする男性
薄毛や抜け毛が気になり始めたとき、「AGA治療」という言葉が思い浮かぶ方も多いでしょう。

しかし、具体的にどのような治療法があるのか、費用はどのくらいかかるのか、効果や副作用はどうなのかなど、疑問や不安が多いことから治療に踏み切れないケースも少なくないようです。

 

本記事では、AGA治療の基本的な仕組みから主な治療法と治療期間、かかる費用やリスクなどについて解説します。

 

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AGA治療とは何か

AGAとは「Androgenetic Alopecia」を略したもので、 和訳すると「男性型脱毛症」「壮年性脱毛症(そうねんせいだつもうしょう)」と呼ばれるものです。

 

成人男性に多く見られる脱毛症で、思春期以降に発症し前頭部や頭頂部の毛が徐々に細くなり、最終的には抜けてしまうという進行性の疾患です。

原因の多くは遺伝と男性ホルモンの影響によるもので、年齢を重ねるごとに発症率も高まります。

日本では30代以上の男性の約3人に1人が薄毛の悩みを抱えているともいわれており、身近な疾患のひとつといえるでしょう。

 

AGA治療は、この進行性の脱毛に対して医学的なアプローチで進行を抑えたり、発毛を促したりすることを目的としています。

具体的には、医師の診察を通じて投薬や注入療法、植毛といった手法を使い、頭皮環境を改善しながら毛髪の再生を図ります。

 

薄毛は加齢による自然な変化と捉えられがちですが、AGAは進行性である以上、放置すれば徐々に症状が進みます。

逆に言えば、早期に適切な治療を始めることで、進行を抑えたり、改善につなげたりすることも可能です。

 

薄毛・ハゲ治療との違い

薄毛やハゲなどの髪の悩みに対しては、市販の育毛剤や生活習慣の改善を通じたセルフケアを行う人も多くいます。

栄養バランスの良い食事や十分な睡眠、ストレスの軽減など、生活習慣の見直しは紙の健康を保つうえで重要な要素です。

 

しかし、これはAGA治療とは異なります。

AGA治療は、医療機関で行う専門的な治療です。

 

医師による診察をもとに、脱毛の原因や進行具合を見極めたうえで、内服薬や外用薬、注入療法などなどから選択して、個別に治療計画が立てられます。

治療薬に関しては、体質との相性や副作用の有無を考慮する必要があるため、医師の管理下での処方が不可欠です。

 

AGA治療は単なる対症療法ではなく、脱毛の原因に対して医学的にアプローチする方法です。

育毛剤などの市販品やセルフケアではカバーしきれない領域まで踏み込むため、根本的な改善を目指したい場合は医療機関で診察を受けたうえでの治療が推奨されます。

 

AGA治療の代表的な手法

AGA治療には複数の方法があり、それぞれでアプローチや効果、費用、体への負担などが異なります。
主な選択肢としては、薬物療法、注入療法、自毛植毛の3つが挙げられます。

 

もっとも一般的な治療法が薬物療法です。
使用される代表的な薬には脱毛の進行を抑える「フィナステリド」や、発毛を促す「ミノキシジル」などがあり、内服薬・外用薬の形で処方されます。

個人差はあるものの、比較的取り組みやすく、継続的な使用で効果を期待できます。
ただし、副作用が出る可能性があるため、医師の診察と経過観察が前提です。

 

注入療法として、「EPIBIRTH(エピバース)」という技術も注目されています。
EPIBIRTHは、脱毛原因の遺伝子変異を修復して、発毛や育毛に必要な細胞を活性化させる手法です。

副作用の可能性が低く、永続的な施術が不要などのメリットがあります。
従来のAGA治療では満足できる効果を得られなかった方にもおすすめです。

 

さらに、自毛植毛という選択肢もあります。
後頭部などAGAの影響を受けにくい部位から自毛を採取し薄毛部分へ移植する方法で、物理的に毛量を増やすため確実性が高い治療です。
薬に頼らずに見た目を改善したい方や、薬の副作用に懸念がある方に向いています。

 

これらの治療法には、それぞれメリットとデメリットがあります。

効果の出方や価格、継続のしやすさ、体への影響などを総合的に比較し、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

 

治療費の目安と保険適用の有無

AGA治療は基本的に自由診療に該当するため、健康保険は適用されません。
治療内容によって費用が大きく異なるため、事前に把握しておくことが重要です。

 

内服薬・外用薬による薬物治療では、月々の費用はおおよそ5,000円から20,000円程度が相場とされています。
処方される薬剤の種類や容量、クリニックの診察料などによって金額は変動しますが、比較的始めやすい治療といえるでしょう。

 

EPIBIRTHなどの注入療法では、1回あたり約10万円前後の費用が発生します。

高額に感じられるかもしれませんが、AGAの原因に対し根本的にアプローチする治療であるため、長期的に見ると治療にかかる総額は薬物治療よりも安価に抑えられる可能性があります。

短期集中型の治療設計が可能である点も、継続に不安を抱える人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

 

また、自毛植毛は治療範囲によって費用差が大きく、最低でも数十万円が、広範囲におよぶ場合は100万円を超えるケースもあります。

こちらも自由診療扱いであるため、治療を受けるにはまとまった資金が必要です。

このように、AGA治療は治療法ごとにコスト感が大きく異なります。

費用対効果やライフスタイルへの影響を踏まえたうえで、医療機関にて事前にしっかりとカウンセリングや見積もりを受けることが後悔のない治療につながります。

 

AGA治療にかかる費用について、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

AGA治療の費用相場は?内訳や総額を徹底解説

 

効果が出るまでの期間と注意点

AGA治療は、始めたからといってすぐに効果を感じられるものではありません。

とくに薬物療法では、髪の成長サイクルの関係から、効果を実感できるまでにある程度の時間がかかります。

一般的には、治療を開始してから3~6ヶ月ほどで初期の変化が見られ、9ヶ月以上の時間をかけてようやく目に見える成果が出るケースも少なくありません。
この「時間がかかる」という特性を理解しておかないと、効果が出る前に治療をやめてしまうリスクもあります。

 

また、治療を始めた直後に「初期脱毛」と呼ばれる現象が起きることがあります。
これは新しく健康な髪が生えてくるために古く弱い髪が一時的に抜け落ちる過程であり、悪化ではなく回復の兆しです。

とはいえ、抜け毛の増加に不安を感じ、中断してしまう方も少なくないようです。

効果を最大限に引き出すためには、自己判断ではなく専門医のアドバイスを受けながら調整し、継続していくことが大切です。

 

AGAの治療期間について、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

AGA治療の期間はどれくらい?効果を実感できるまで

 

デメリットや副作用の可能性

AGA治療は医学的なアプローチである以上、一定の副作用やリスクも存在します。

とくに内服薬や外用薬を用いた治療では、個人差によって思わぬ反応が出ることがあるでしょう。

 

代表的な副作用として挙げられるのが、性欲の減退や勃起機能の低下などです。

これらは主にフィナステリドやデュタステリドといった男性ホルモンに働きかける成分に起因するとされています。
また、まれにかゆみ・湿疹といった皮膚症状や、体毛が濃くなる多毛症、ミノキシジルによる血圧の低下といった反応も報告されています。

 

注入療法や自毛植毛においても、施術後に一時的な腫れや内出血、痛みを伴うことがあります。
いずれも時間の経過とともに回復するケースが多いですが、体質や体調によっては症状が長引くこともあるため経過観察は欠かせません。

 

こうしたリスクについて、治療前にしっかりと理解しておくことが重要です。

信頼できる医師とのカウンセリングを通じて、自身に合った治療法を選ぶことが副作用によるストレスや後悔を最小限に抑えるポイントです。

 

AGA治療は継続すべき?中止すべき?

AGAは進行性の脱毛症であるため、治療をやめると再び抜け毛が増える可能性が高まります。

内服薬での治療の場合、服用を中止した数ヶ月後には元の状態に戻ってしまうケースもあります。

とはいえ、治療のゴールは人それぞれです。

満足のいく毛量まで回復したあとに「維持フェーズ」へ移行して、薬の量や頻度を調整することで負担を軽減できるケースもあります。

現在では、このようにステージに応じて治療の強度を調整するスタイルも提案されており、必ずしも同じ薬を飲み続ける必要があるとは限りません。

治療を継続するかどうかを判断する際は、髪の状態だけでなく、生活スタイルや将来設計も考慮することが大切です。

 

医師と相談しながら、継続可能なペースと内容で治療方針を設計することが、長期的に無理なく薄毛と向き合うためのカギとなります。

 

AGA治療を検討している方へ

薄毛や抜け毛が気になりはじめているのなら、AGA治療を考え始める良いタイミングかもしれません。

AGAは進行性の症状であるため、早期に対処することで将来的な脱毛の進行を抑えやすくなります。

まずは、どのような治療法があるのか、どれくらいの費用がかかるのか、自分のライフスタイルに合うかどうかなど冷静に情報を集めましょう。

 

内服薬・外用薬、注入療法、自毛植毛といった選択肢はそれぞれにメリット・デメリットがあり、体質や予算によって最適な治療法は異なります。AGAに悩むのは決して恥ずかしいことではなく、多くの人が同じ悩みを抱え、対策を講じています。

 

メンズクリニック「Revios」では、一人ひとりの悩みや希望に寄り添い、無理のない治療計画をご提案しています。
少しでも不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

男性専用クリニック「Revios」では、完全予約制・個室対応でプライバシーに配慮し、安心して相談できる環境を整えています。

 

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参考

国民生活2024

 

監修

 

淺川 純平
Revios MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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