SCROLL

BLOGドクターコラム

BACK

2025.10.03

ドクターコラム

包茎手術とは|費用・痛み・ダウンタイム・後悔しないための基礎知識

包茎に関する悩みを抱えながらも、誰にも相談できずにいる方は少なくありません。

清潔面の不安やパートナーとの関係、そして見た目に対するコンプレックスなど、包茎が与える影響は想像以上に大きいものです。

 

その一方で、手術に踏み切るには費用や痛み、術後のリスク、そして「本当に後悔しないのか」といった不安もつきまといます。

 

本記事では、包茎手術の基本的な種類や費用、保険適用の条件、術後のダウンタイム、後悔を避けるために知っておきたいことなど、初めての方でもわかりやすく解説していきます。

 

包茎手術を検討している方はこちら

Revios大阪梅田院
包茎手術のページはこちら

Revios心斎橋院
包茎手術のページはこちら

 

包茎手術とは何か

包茎とは、陰茎が包皮に覆われたままで亀頭が露出しにくい、あるいはまったく露出できない状態を指します。

思春期を過ぎても包皮が自然にむけない場合、見た目のコンプレックスだけでなく、排尿や性行為への支障、さらには炎症や感染症のリスクといった医学的な問題が生じることもあります。

 

とくに、真性包茎やカントン包茎では日常生活に支障をきたす可能性が高いため、医療機関での治療が推奨されます。包茎手術は、こうした状態を改善し、衛生面の不安や心理的負担を軽減するために行われる処置です。

 

包茎の種類とリスクについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

 

関連記事

包茎の種類とリスク|仮性・真性・カントンの違いとは

 

現在では、美容外科や泌尿器科クリニックなどで広く行われており、医療技術の進歩によって痛みやダウンタイムも軽減されてきています。

 

包茎手術の種類と特徴

包茎手術にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴や適応があります。

ここでは、代表的な4つの術式についてご紹介します。

 

切らない包茎手術

包皮を切除せず、糸や器具などで包皮を固定して亀頭を露出させる方法です。

メスを使わないため痛みやダウンタイムが少ないとされ、広告などで「気軽に受けられる」とアピールされることもあります。

 

しかし、医学的な効果は極めて限定的であり、術式として正式に認められているものではありません。

見た目を一時的に整えることはできても根本的な改善にはならず、時間が経つと元に戻ってしまうケースも多いです。

 

本格的な改善や将来にわたる安定を求める方にとっては、選択肢として慎重に判断するべき方法といえるでしょう。

 

環状切開法

環状切開法はスタンダードな術式です。具体的には、包皮を環状に切り取り、余分な皮を取り除いたうえで縫合することで亀頭を露出させます。

 

この方法は、真性包茎やカントン包茎といった医学的に治療が必要とされるケースに幅広く対応しています。

ただし、縫合線がぐるりと残ることで、術後にツートンカラーになりやすい点には注意が必要です。

 

仕上がりの見た目に不安がある場合は医師と入念に相談し、必要であれば美容的な配慮がなされた別の術式を検討することも大切です。

 

背面切開法

背面切開法は、包皮の裏側(背面)を縦方向に切開して、狭くなっている部分を物理的に広げる方法です。

包皮を全周にわたって切除するのではなく、最小限の範囲を切ることで包皮の開口部を拡大し、亀頭の露出を可能にします。

 

この術式は、緊急性のあるカントン包茎や包皮口が極端に狭いケースなど、排尿や炎症リスクへの対応を優先する場面でよく選ばれます。

見た目の仕上がりは他の術式に比べてやや劣るため、美容的な配慮を重視する方には不向きですが、医療的な必要性が高い場面では非常に有効な手段です。

 

亀頭直下法

亀頭直下法は、美容面を重視した包茎手術として近年人気が高まっている術式です。

包皮の切除位置を亀頭のすぐ下に設定することから、縫合部分が自然と亀頭の陰に隠れ術後の傷跡が目立ちにくくなります。

 

この方法は、美しい仕上がりを求める方や、術後の見た目にこだわりたい方に特に支持されており、仮性包茎の方が美容目的で手術を希望する際などに選ばれることが多いです。

 

また、性感帯をなるべく残すよう設計されることが多いため、術後の感度低下が心配な方にも配慮されています。

ただし、高度な技術が求められるため、経験豊富な医師がいる医療機関を選ぶことが重要です。

 

術式名や仕上がりのみに惑わされず、医師の症例実績やカウンセリングの丁寧さも判断材料にするとよいでしょう。

 

手術にかかる費用と保険適用の条件

包茎手術の費用は、手術の目的や方法によって大きく異なります。

特に注意したいのが、「医療目的か美容目的か」という点です。

 

真性包茎やカントン包茎のように、排尿困難や炎症のリスクがあると医師に診断された場合には、健康保険が適用されます。

保険診療の対象となることで、自己負担は数万円程度に抑えられ、比較的安価に手術を受けることが可能です。

 

一方で、仮性包茎や見た目の改善を主目的とした手術は自由診療となり、全額自己負担となります。

自由診療の費用は5万円から30万円程度が相場ですが、中にはオプションや術式の名称によって、100万円を超える高額プランを提示するクリニックも存在します。

 

さらに、手術費用の中には術前検査、麻酔代、薬代、術後の通院費などが含まれていない場合もあるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。

 

保険適用の可否は、症状の重さや医師の判断によって左右されます。

中には「軽度の真性包茎」と診断され、保険が適用されないケースもあるため、不安がある場合はセカンドオピニオンも検討しましょう。

 

また、自由診療の場合は、費用の安さだけでクリニックを選ばず、施術内容や医師の技術、術後のサポート体制までを含めた総合的な判断が必要です。

「広告で見た価格よりも高額だった」「仕上がりに満足できなかった」という後悔を防ぐためにも、複数の医療機関で比較検討することが望まれます。

 

包茎手術にかかる費用について、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

包茎手術にかかる費用は?相場・保険適用・クリニック選びのポイントを徹底解説

 

痛みやダウンタイムについてのリアル

包茎手術において、多くの方が不安を感じるのが「痛み」と「術後の生活への影響」です。

現在の包茎手術は医療技術の進歩により、以前に比べて痛みもダウンタイムも大幅に軽減されています。

 

手術は基本的に局所麻酔で行われるため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。

麻酔が切れた後も、処方される鎮痛薬によって痛みは十分にコントロール可能です。

勃起時につっぱり感を伴うことがあり、これが数日~1週間ほど続くケースもあります。

 

ダウンタイムの期間は、術式や体質によって異なりますが、日常生活には概ね支障はありません。

デスクワークや軽い運動であれば、翌日からでも再開できることが多いです。

ただし、入浴や激しい運動、自慰・性行為といった陰部への刺激については、以下のような制限が設けられるでしょう。

 

  • ・シャワー浴:翌日から可能
  • ・入浴:術後2日程度が目安
  • ・性行為:術後4週間程度は控える必要があり
  • ・運動・スポーツ:軽い運動は翌日から可能

 

また、縫合部の赤みやつっぱり感、皮膚の違和感などが残ることもありますが、これは通常の経過とされており徐々に落ち着いていきます。

 

クリニックによっては、術後ケアやアフターフォロー体制が異なります。

たとえば、痛み止めや抗生物質の処方、経過チェックの有無、LINEや電話での相談対応など、サポート体制に差があるため、事前に確認しておくと安心です。

 

包茎手術での痛みやダウンタイムについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

包茎手術は痛い?術後の痛み・ダウンタイム・傷跡もまとめて解説

 

後悔や失敗を避けるために知っておきたいこと

包茎手術における「後悔」や「失敗」の多くは、仕上がりに対する不満や、期待とのギャップに起因しています。

 

よくある例としては、縫合跡が想像以上に目立ってしまった、切除しすぎてツートンカラーのようになってしまった、仕上がりの形が不自然だったなどが挙げられます。

これらは、術前に医師との間で具体的なイメージをすり合わせられていなかったことが原因で起こることが少なくありません。

 

また、費用面でも後悔が生まれやすいポイントです。

インターネット広告などで「◯万円で治療可能」とうたわれていても、実際には追加費用が発生し総額が高額になるケースもあります。

術後のアフターケアが不十分で、不安を抱えたまま過ごすことになったという声も見られます。

 

このようなトラブルを避けるためには、以下のような点を事前にしっかりと確認することが大切です。

 

  • ・医師の経験と実績:症例数が多く、包茎手術に慣れている医師かどうか
  • ・手術内容の説明:術式の違いや仕上がりイメージについて具体的な説明があるか
  • ・料金の透明性:追加費用を含めた見積もりが事前に提示されるか
  • ・カウンセリングの丁寧さ:不安や疑問に誠実に答えてくれるか
  • ・アフターケアの体制:術後の診察や相談の対応がしっかりしているか
  • ・情報発信の信頼性:医師本人が顔出しで情報発信を行っているかどうか

 

特に近年では、YouTubeやSNSなどで医師自身が手術内容や考え方を発信しているケースも増えています。

医師が動画に出演するなど、個人情報を明かしたうえで包茎手術に関する情報提供をしているクリニックは、信頼性の面でも安心感があります。

 

最も重要なのは、カウンセリングの場で遠慮せずに不安や希望を伝え、納得したうえで手術に臨むことです。

治療は一生に一度の選択になるかもしれないからこそ、焦らず丁寧に情報を集める姿勢が後悔を防ぐ大きな鍵になります。

 

包茎手術で後悔しない方法について、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

包茎手術の失敗例6選|後悔しないためのクリニック選びのポイント

 

包茎手術を考えている方へ

包茎に関する悩みは、非常にプライベートで他人に相談しにくいものです。

そのため、誰にも打ち明けられずに、一人で不安を抱え込んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、包茎は決して特別なものではなく、医学的には適切に治療できる症状のひとつです。

清潔面の問題を改善し、炎症や感染症のリスクを下げることができるうえ、心理的なコンプレックスが軽減されることで、対人関係や性生活にも前向きな変化が期待できます。

 

当院では、実績豊富な浅川医師による「パーフェクト男性器プラン」を提供しております。

独自の「パーフェクト男性器デザイン法」により、傷跡を目立たせず性感帯への配慮もしながら、すっきりとした自然な 長い印象の形に仕上げられることが特徴です。

 

まずはカウンセリングで、あなたのお悩みを丁寧にお伺いし、最適な治療方針をご提案いたします。

不安を安心に変える第一歩として、信頼できる医療機関のサポートをぜひご活用ください。

 

包茎手術を検討している方はこちら

Revios大阪梅田院
包茎手術のページはこちら

Revios心斎橋院
包茎手術のページはこちら

 

監修

ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医 淺川 純平

 

淺川 純平
Revios MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

詳細はこちら

一覧へ

ACCESS アクセス

住所
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-8-17
大阪第一生命ビルディング19階

TEL:0120-946-000

  • ● JR「大阪駅」中央口 徒歩1分
  • ● JR東西線「北新地駅」西改札・東改札 徒歩3分
  • ● 阪神「梅田駅」百貨店口東改札 徒歩2分
  • ● 地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」 徒歩2分
  • ● 大阪メトロ 谷町線「東梅田駅」より 徒歩約3分
  • ● 大阪メトロ 御堂筋線「梅田駅」より 徒歩約5分
  • ● 阪急各線「大阪梅田駅」より 徒歩約8分

CLINIC クリニック案内